>>>13 WWOOF vol.4 続 ”最低限の人間らしい生活から学ぶ、生きる本質”

 

前回の続きで、今回はこの経験から学んだことを具体的に書いていきたいと

 

思います。

 

 

(3) 労働の対価をお金としない意味

 

 

僕らは労働の対価として、お金を手に入れることができます。

 

もっと簡単に言うと、働けばお金が貰えます。当たり前です。

 

 

高校卒業と同時に始めたバイトで初任給を受け取った時のことは

 

今でも覚えています。

 

それはなんとも表現できない嬉しさと達成感のようなもので

 

そのお金を自由に使えるということが大人になったと実感できる瞬間でした。

 

 

このように僕らは働けるようになった時から自分の時間を使い、

 

労働を対価としてお金を手に入れることが生活の大部分を

 

占めるようになってきます。事実、それは生きるために必要な作業であり

 

それは人間誰しも同じことです。

 

 

ではこの当たり前を少し変えて考えるとどうなるでしょう。

 

労働の対価として、お金を貰わない。

 

絶対嫌ですよね。今やっている仕事を給料を貰わずにやると言う人は

 

一人もいないですよね。いたら尊敬する。悟りを開いた人かな?

 

 

要は誰しも労働の対価としてお金を欲しているので(というかそれが

 

当たり前なので)それがなくなるとやってられない訳です。

 

人生カネ。そんな言葉があるくらいですから。

 

 

ただ僕はそこに少し焦点を当てて考えみて、自分なりに行動した結果

 

今回の体験で面白い考え方が自分の中に生まれました。

 

それは労働の対価をお金にしないとお金以外のものが沢山得られる。です。

 

どういうことか詳しく書いていきます。

 

 

 

①お金は貰えないが、常に何を得られるか考える癖がつく

 

 

僕がワーホリ留学に来るために配達のアルバイトをしていた時、考えていたことは

 

今日8時間働けば8000円が手に入るということだけでした。

 

基本アルバイトをしている時はそんな感じですよね。

 

お金が働く活力になり、そのために嫌なことも頑張れる。

 

大学生の頃の僕は新しい服を買うためにアルバイトをするような

 

人間でした。今その時買った服はほとんど手元にありません。

 

消えました。特に思い出もありません。無駄すぎる。

 

それでは自分の大切な時間を捨てているのと同じ感覚です。

 

8時間で得られるものは8000円だけ。うーんその時は満足だったけど

 

よくよく考えるとあまりにも悲しい。時間は有限。

 

 

じゃあどうやったらその時間を無駄にしないようにできるのか。

 

確かにお金を貰いながらもその仕事の中で学べて、自分を成長できると

 

言う人もいるでしょう。素晴らしい。

 

しかし僕は少なくともそんな人間ではなく、すぐお金に考えが走る

 

狡い人間なので、もはやお金を貰わないで働いてみようと考えた訳です。謎

 

まぁ要はボランティアをしようということです。

 

すると面白いことが起きます。働いている間、常に今この瞬間から何が

 

得られるのか?と考える自分がいるのです。

 

それは草むしりや穴を掘ったり、木を運んだりする何も考えずできる作業にも

 

関わらず、常に何かを得たいと欲する自分がいます。

 

多分今まで大部分を閉めていたお金がなくなったことにより

 

勝手に頭の中で何が得られる?と考える感じです。

 

その中から、自分の強みや弱み、人間性、考え方が浮き彫りになり

 

日々悩まされます。それの繰り返しです。

 

 

お金をもらって労働していた時にはなかった感覚です。とても

 

自分の身になっていると実感できます。お金をもらっていた時よりも

 

時間を無駄にしていないと感じるので特にそこにストレスもありません。

 

 

若いうちにそういう経験をしておかないと、お金しか頭にないような

 

魅力のない人間になってしまうような気がしていたので、この経験は

 

僕にとって大きいものだと感じています。

 

 

少しでも興味があるならやってみるといいと思います。

 

1週間でもいいだろうし、とにかくお金を貰わないことに

 

フォーカスして、誰でもできるけど誰もやらないようなことを

 

探してやってみると面白いことが待っていますよ。

 

お金はいつでも手に入りますよ多分。でも経験はどんどん

 

し辛くなります。是非挑戦してみてください。

 

 

 

②労働の対価をお金ではなく、人に感謝されることに

 

 

上記のように、お金を貰わないことによって色んな面で成長はできますが、

 

肝心な対価として感じられるものがないと達成感や、やりがいは感じられません。

 

勿論、自分の成長や自分を見つめ直すことが対価として捉えることができます。

 

しかし、僕の中での対価は人に感謝されることです。

 

 

うんキザですね。ウザい。綺麗ごと。わかってるからそんな言わないで。

 

けどこれは嘘でもなく本当のこと。心の汚い僕にもそんな気持ちは芽生える

 

んだから面白いと自分なりに思います。

 

 

スターバックスで毎日笑顔を振りまき、お客さんの為に頑張って、お客さんが

 

笑顔になると嬉しかったですが、その裏にはお金をもらっているからという

 

後ろ盾があったのも事実。

 

 

ただ、今回の経験ではまるで違いました。毎日暑い中の肉体労働、最低限で

 

ストレスだらけの生活で死にそうなところで、ホストに一言

 

本当にいい働きぶりで素晴らしいし助かるよとキャンプファイヤーを囲み

 

ビールを飲みながら言われたら、全てがチャラになり、嬉しく、

 

すごく満たされる感覚がありました。そこにお金ということは一つも

 

頭にない。人にこれだけ必要とされ、感謝される自分の存在意義や

 

人と人との温かい関わりを感じることができます。

 

 

そしてもう一つ自分に驚いたことがありました。ある日ホストが

 

何百円かのチョコを買ってきてくれました。よく頑張ってくれているからと。

 

糖分を欲していたのか、小さい頃のクリスマスプレゼント並みに嬉しかったです。盛

 

けどその時ふと気がついたのが、なぜ俺は今この何百円かのチョコが

 

こんなにも嬉しいのか、と。本当は5000円くらいの給料が貰えてそんなチョコを

 

いくらでも買うことができるのに。不思議です。

 

そこには多分そのホストの気持ちが買わせたチョコという付加価値

 

ただのお金よりも自分に価値があるものだろうということです。

 

ホストからしたら買う必要のないそのチョコを頑張っているから

 

買っていってあげようという気持ちにさせた自分に価値がある。

 

そんな経験から今後仕事をする時はやっぱり人との関わりが多いものの

 

中で、人をそういう気持ちにさせることがモチベーションにできたりすれば

 

いいだろうし、こんな感じで将来の仕事選びにも繋げることができるでしょう。

 

一見無駄に見えるボランティアでも見方を変えれば、得られることは

 

沢山あります。無駄かどうかはその人次第。

 

 

 

(4) 物事の本質

 

 

ここまでダラダラと色んなことを書いてきて自分でも

 

自分の言いたいことは何なのかよくわかりません。

 

だけど、少しぼんやりとしたものがあるのでそれを

 

最後にまとめとして書きたいと思います。

 

 

最終的に僕が思う物事の本質とは人と人との繋がりです。

 

 

現代はネット社会であり、それはもっと加速していくでしょう。

 

便利であり、生活に欠かせないものになっていますが、もはやネットに

 

犯されているとも言える現代人。

 

そんな中で少しずつ現代人が気付き始めた人と人との繋がりの薄れ、

 

スマホに依存している自らへの恐れから、人間同士の温かさを

 

求めるという一周回って原点に戻り始めていることは明白です。

 

 

全ての物事は人と人が生み出すもので、そこを無視することは

 

できないのに、ネットの普及から少し遠ざけてきました。

 

疎かにしてきたとも言えるでしょう。

 

 

そんなことを頭の片隅に考えていた大学生の頃の僕は

 

接客のスペシャリストの下で客に対してのサービスの考え方から

 

人見知りでコミュ力の低い自分を向上させたいと思い、

 

スターバックスを選びました。

 

 

友達を沢山作る為に色んなところに出向き沢山遊んで沢山飲んで

 

とりあえず人と関わる絶対数を増やしました。

 

 

人と関わるのが好きで、人のために、人が喜ぶことをしたいと

 

漠然と行動してきた僕の中でやっと答えが出た気がしました。

 

今回の体験で今までやってきたことは間違ってなかったと確信できました。

 

 

これからの時代、より人と人との繋がりを重視した考え方が重要に

 

なっていくと思います。ロボットにはできないことをしないといけません。

 

だから人と関わるのが苦手なんて人はロボットに負けます。

 

 

さらに終身雇用はもう約束されない社会で、一つの会社にずっといて

 

年功序列に頼り、居心地の良さを感じるなんて古い考えです。

 

どこに行こうが、どの組織にいようが、人に好印象を与えて

 

自ら居心地の良さを手に入れていくことが必須です。

 

 

人との関わりが下手で友達が少ない人は危ないでしょう。

 

日々そういうところから意識していかないと、気づいたら手遅れに

 

なるかもしれません。誰にも未来はわかりませんからね。

 

LINEの返信を溜めて、返信を遅くしたりしてませんか?

 

予定のドタキャンや誘いを断ってばかりいませんか?

 

人の悪口や嘘ばかり言ってませんか?

 

キンコン西野の言う、信用の時代。そう言うことです。

 

小さいことから疎かにせず、信用を失わないようにしないと

 

気がついたら周りに人がいなくなり、寂しい人生になるだけでなく

 

社会からも相手にされないことになるかもしれません。

 

 

このような自分なりに物事の本質を考えていくと、行動と

 

繋がっていき、何かしらの結果が得られる感じが今回しました。

 

 

この行動から何が得られて成長できるのか、物事の本質として

 

大切のものはなんなのか。時間は有限で無駄な時間を過ごしたくない。

 

 

こんな感じで日々考える癖を付け、なんとなく生きることが

 

ないように色々やって行きたいです。

 

 

これでNZの生活も終わります。また次の挑戦でも少しずつ

 

成長して行きたいな。

 

 

ではまた会う日まで。

 

 

 

>>>12 WWOOF vol.4 ”最低限の人間らしい生活から学ぶ、生きるための本質”

 

こんにちは。

 

いよいよNZ生活も佳境を迎え、残り1ヶ月となりました。

 

NZに来て早、1年と3ヶ月。たくさんの楽しい思い出と学びが有り、

 

人生でも大きな1年となりました。

 

 

その最後を締めくくる農業ボランティア生活にも慣れ、特に今回の

 

場所で経験したことはとても大きなものでした。

 

このような経験をしたくてこの生活をしているといっても過言ではない

 

まさに僕が求めていたもでした。

 

しかしそれは同時にとても辛く過酷でもう一生やりたくないとも

 

思います。笑

 

自分にとって重要な何かを得る時には痛みや辛さが伴う

 

本当にそう思いました。

 

挑戦した人しかわからないそんな境地を少しは勉強できたかな。

 

少しでも興味がある人は見てやってください。

 

 

”最低限の人間らしい生活から学ぶ、生きるための本質”

 

〜目次〜

(1)最低限の生活

(2)挑戦

(3)労働の対価をお金としない意味

(4)物事の本質

 

 

(1)最低限の生活

 

今回の体験の場所は山の中の木を伐採してできたスペース。

 

キャンピングスタイルを基本とし、人里離れた自然の中で広い敷地の

 

整備や除草、木の伐採など開発をお手伝いするのが僕の仕事。

 

インフラはもちろん整備されておらず、必要最低限のガスを町から

 

買ってくるくらいで日常の生活から何段階も生活レベルを落としたような

 

そんな生活を1週間しました。

 

電波もろくになければ、洗濯機もない。毎日衣類を手洗いします。

 

おばあさんは川へ洗濯に。のレベルです。

 

どんな生活かを軽く写真とともに説明していきます。

 

 

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仕切りなしでむき出しのシャワー

 

付けてみましたと言わんばかりのシャワーはこんな感じ。プライバシーとかもう

 

そういう話ではない。笑 蚊がすごく、初日、裸でシャワーを浴びたら大変なことに

 

なったので、それ以降は服を着たまま浴びました。水圧は圧というかお湯が落ちてくる

 

という感じ。湯分も決められているので基本5分で浴びます。全くスッキリしない。

 

 

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生活水は川の水。 レモンティー?

 

生活水はレモンティーです。いや違う違う。ただの飲料水です。

 

飲んだら口の中がジャリジャリします。

 

雨の後は爽健美茶くらいの色になります。さすがにそれは飲みませんでしたが。

 

蛇口をひねったら綺麗な水が出てくることに感謝しなさいと言われてもそこに

 

なんの感情もなかったですが、今身に染みてその意味を理解しました。

 

 

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コンポスト(肥料用)トイレ。 要はボットン便所の下がただのバケツver

 

NZのトイレはウォシュレットがなくてーとか、冬が便座が冷たいなんてレベルではなく

 

水洗式ですらないコンポストトイレ。仕切りも適当なので人が前を通ったら

 

丸見えです。いやプライバシーよ。そして蓋を開けたら見たこともない数のハエが

 

パーティーをしています。ごめんなさい鳥肌が立ちますよね。でもね事実俺は

 

そこで用を足したんです。家のトイレって落ち着く場所とよく言いますが、

 

ここのトイレでは毎回如何に素早く終わらすかを考え、生活の中で嫌な時間の

 

一つでした。でも今では普通のトイレで流れてくれて、ハエがいないこと、

 

仕切りがあることに感謝できます。

 

 

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膨らみに膨らんだパスタ。基本食事はヴェジタリアン用

 

食事は基本肉や魚は有りません。自家農園の野菜や豆やパン、スープ、パスタといった

 

簡単で且つ味も質素なものが多いです。

 

1日日差しの強い中、5,6時間働いて身体中痛くて、腰なんかおじいちゃんレベル。

 

エネルギーを欲している体にヴェジタリアン料理は健康的ではあっても

 

僕にとってとても辛いことでした。幸いにも体調を崩すことはなかったです。

 

WWOFF生活の基本はヴェジタリアン料理なのでもう慣れましたが、やはり

 

疲れた体にエネルギーを吸収できないのは結構辛い。

 

今ではなんてない料理に感謝できる体になってます。笑

 

 

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伐採した木の中にいたなんかの幼虫をオリーブオイルでカラッと揚げて

 

木を伐採していると根っこのあたりにこんな感じの幼虫がたくさんいて

 

飼っている鶏たちの大好物です。ホストがそれを集めて持ち帰っていたので

 

鶏にあげるんだろなーと思っていたら、そのままキッチンに持っていき

 

油で揚げ始めました。嘘だろーーーさっきまで木の幹の中にいた芋虫たちが

 

あっという間に揚げられ、ポテチ感覚で食われています。

 

食べる?って言われて普通にNOって言いましたが、気づいたら食べてました。笑

 

味は揚げられた何かとしか表現できない無味で油の風味がするという感じ。

 

虫が無理だった僕が虫を食べる日がきました。めでたくはない←

 

あと写真はないですが、寝るところは埃だらけで4畳くらいの小屋に

 

カビたマットレスと明らかに洗ってないシーツとかけ布団。

 

寝袋に包まって寝ました。疲れなんて取れません。

 

 

生活はこんな感じ。写真からしてだいぶエグい生活だとお分りいただけるでしょう。

 

この生活で何を感じて学んだかというと、感謝と贅沢についてです。

 

簡単にどういうことか書きます。

 

 

◎感謝と贅沢

 

どの写真から見ても現代の人間の生活レベルとは思い難く、特に日本で何不自由なく

 

生きて来た僕にとっては今できる最低限の生活とも言えるものばかりです。

 

この体験を終えてすぐ一泊20ドルのバックパッカーに泊まった時に全てのインフラや

 

普通の生活レベルに無意識に感謝している自分がいたのです。

 

むしろ普段ならボロい宿だなとケチをつけるような宿なのに。

 

これには自分でも正直驚きました。無意識だったので自分が感謝していることに

 

最初は気がつきませんでした。トイレをして、シャワーを浴びているくらいで

 

ハッと久しぶりにリラックスしてシャワーを浴びれていることに感謝していて

 

尚且つめっちゃテンションが上がっている自分に気づいたんです。

 

人間って面白いですよね。

 

たった1週間でもそんな感情が湧くんです。

 

そしてその時に思ったのは生活レベルを落とせばいろんな当たり前に

 

感謝できる体は作れるということです。しかも結構簡単に、1週間くらいで。

 

何が言いたいかというと日本のような生活レベルの高い国では

 

自分を満たすものが飽和状態でどんどんお金をかけたり、いい生活を

 

しないと満足できなくなります。むしろある一定のレベルに生活がないと

 

ストレスを感じてします。例えば家のシャワーの水圧が弱くなって

 

お湯もろくに出なかったら、ふざけんなってなりますよね。

 

水道の水が濁ってたら、水道会社に連絡しなきゃとなりますよね。

 

当たり前のレベルが高すぎるということです。最低限の生活からしたら

 

何段階も上のレベルだとわかると思います。それはある意味素晴らしい

 

ことですが、同時に自分を苦しめることにもなります。

 

いい車を買いたい、いい家が欲しい、あのブランドの服が欲しい。

 

お金を費やすことに天井はありません。

 

これだけ働いてお金が手に入ったから、これを買おう。

 

見栄が人を狂わせ、またそれだけでは満たされなくなり、

 

ストレスを抱えて働き、お金を消費します。お金に取り憑かれると

 

なかなか厄介なのはみんなご承知。だが、やめられない。

 

知らずのうちに終わりのない地獄のゲームをしている感じでしょうか。

 

でもそれは日本で生まれ普通に生活してたら誰もがそのゲームに

 

参加してします。だから自分で意識してそのゲームから抜け出して

 

考えを改めたり、そのゲームを外から見ることが大切です。

 

僕が今やっていることはまさにそれです。

 

日本の社会に入らず、一旦抜け出して、日本の当たり前を客観視する。

 

そして次に当たり前のレベルを下げて生活をして

 

その中でいろんな考えを芽生えさせることです。

 

やっと今ここまで来ました。普通のことに感謝できる体を作りました。

 

贅沢な生活でなくても、自分を満たすことができます。安上がりな

 

男になりました。意味違うかな←

 

でもこれはそのうち薄れていくので意識して保ち続けなくてはいけません。

 

しかし1度経験したのでどのようなプロセスが必要かはわかっています。

 

それが経験の強みですよね。

 

 

(2)挑戦

 

でも冷静になんでこんな生活をわざわざ海外まで行ってしてんのこいつ頭大丈夫

 

って普通の人ならそう思うはず。まずほとんどのワーホリ留学をする日本人で

 

こんな生活を体験しに行く奴はいない。やってもまあ普通の農業体験。

 

都市部にずっといて海外ライフを満喫して旅行で色々巡るって人がほとんど。

 

てかそれがワーホリの醍醐味で正解だと思うし、物申したいわけじゃない。

 

 

だけど、人と同じことを海外に来てまでやるのは違うベーって考えてしまった

 

俺が選択したのがこの生活。しかもボランティア、1円ももらえない

 

普通ならこんだけ辛い肉体労働をしたんだから何千円かもらえると思うところ

 

1円ももらえない。まぁボランティアでもいいけど、しっかりとした寝るところと

 

しっかりとした食事は欲しい。それも叶わない。そんな生活。

 

事実普通どこのホストもこんな日本人が以前ここにいたよとかよく話してくれるが、

 

今回日本人の話は出なかったので特に日本人は選ばないとこだよなって認識しました。

 

 

でもこんな生活にある意味挑戦というか飛び込んで行って、たくさんのことを

 

得たことはその挑戦を決断したことの賜物だと思うんです。

 

しかも他の人にない、一味変わった経験や体験、そしてそれから得た考え方

 

そこには辛さや嫌なことがたくさんあるけど、終わった後に気づく

 

少しレベルアップした自分。それに変わる喜びはない。

 

 

長くなってしまうので、次回はもっと詳しく、どんな考え方やどんなことに

 

気づいたのかを書いていきたいと思います。

 

キーワードは働いてお金をもらわない感覚とか物事の本質の部分とか。

 

また見てね。では。

 

 

 

>>>11 WWOOF vol.3 ”自然・動物保護を考える”

 

先週の金曜日、2019年3月15日、ニュージーランド クライストチャーチで痛ましい

 

銃乱射事件が起き、普段そのような事件があっても他人事でいた僕も、

 

事件のつい1週間前まで事件現場の数百メートルのところにいたので

 

さすがに考えるものがありました。

 

 

住んでみてわかるニュージーランドの治安の良さを一気に覆すような

 

出来事で相当ショックでした。

 

 

特定の宗教や人種を否定する思想に、決して負けてはいけませんが、

 

犯人が言う、”世界のどこにも安全なところはない”と言うのを

 

受け止めなければいけないのかと思うと非常に心苦しいです。

 

 

日本でこのようなことが起きないことを願うばかりです。

 

 

 

僕にとって3回目のWWOOFは南島の玄関口、ピクトンという小さい

 

街で、首都ウェリントンを船でつなぐ船着場があります。

 

 

ホストの家は目の前がベイで緑に囲まれたとても良いところでした。

 

ホストはアイルランド人の70歳のおばあちゃん。

 

家には広い庭と鶏小屋、Airbnbの小さい部屋があり、カヤックを

 

するのに約3分でベイまで行ける立地です。

 

カヤックをしたり、泳いだり、自然を満喫しました。

 

 

仕事内容は主に庭の整理整頓、掃除や料理のお手伝いといった

 

ところで1日に1,2時間もやらないくらいでとても楽でした。笑

 

 

ただ彼女はしきりにいろんなことを教えてくれました。

 

その内容は”自然・動物保護”についてです。

 

 

彼女の庭にはたくさんの果物の木や野菜やハーブがあり、

 

そのどれも無農薬、虫予防スプレー等を一切使わないものです。

 

 

彼女の食生活は基本ベジタリアン。たまに少量のチキンや魚を

 

食べる程度。基本的にスーパーでの食品を食べず、できる限り

 

自給自足をするようにしているようでした。

 

 

この頃、食について考えたり、色々調べたりしていますが

 

それとリンクする内容を日々教えてくれたのでとても勉強になりました。

 

 

例えば、なぜオーガニックが良いのか、肉製品をあまり食べない理由、

 

プラスチック製品やペットボトルをなるべく使わない理由等々。

 

詳細は省きますが、全て”自然・動物保護”の観点からのもので

 

今までの自分が全く考えてこなかったことだったので、

 

これからしっかり考えていこうと思いました。

 

 

日本にいたら触れることのないような内容を英語を通して

 

触れることができるのは貴重なことだと思い、

 

このような体験をしています。

 

 

やっている最中によく思うことは、この体験が自分の何に

 

なるのだろうということです。

 

働いてもお金は入らないし、一見無駄に思えることでも

 

何か自分の為にしたいという思いがあれば小さなことでも

 

自分の経験値になる。

 

そう信じてこの体験を続けていきたいです。

 

ではまた

 

 

 

>>>10 WWOOF vol.2 ”Vegetarianと0を知る大切さ”

 

2回目のWWOOFは良い意味でも悪い意味でも思い出に残るものに

 

なりました。炎天下での作業とべジタリアン生活。。お付き合いください。

 

 

そのホストの土地は人里離れた山岳地に2階建ての一軒家と家庭菜園、

 

放し飼いの鶏や鴨、羊などがいるとても平和なところでした。

 

 

隣の家まで数キロかかるくらい周りには何もないようなところで

 

聞こえる音といえば川のせせらぎ、動物の鳴き声、風の音など

 

田舎に暮らしたことのない僕にとって初めての経験で

 

とても癒される状況でした。

 

 

ホストもとても良い方で料理も美味しく最高でした。

 

 

しかし、僕と共に働く19歳のイスラエル人の女の子がベジタリアン

 

だった為に出てくる食事は基本全てベジタリアン用。

 

 

いきなり予告なくベジタリアン生活をすることになったのですが

 

後にこれがだいぶ辛いことに。。。

 

 

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朝食は毎日ミューズリーに自家製ヨーグルトと自家製はちみつと自家製プラムジャム

 

一日のスケジュールは8:30から朝食、9:00~14:00まで仕事で14:30からランチ。

 

その後はフリーで何をしても自由だったので、ホストや同じウーファーの子と

 

話したり、木陰で昼寝をしたりしました。

 

 

仕事内容はホストと一緒に市場に出すためのパイを作ったり、

 

芝刈りをしたり、鶏の世話をしたりしました。

 

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その時は3月だというのに気温32度となり、炎天下の中黙々と

 

芝刈りを5時間やった後は軽い熱中症になり体調を崩しました。

 

しかも追い討ちを掛けるかのように食事は基本野菜ばかり。

 

パワーが全く出ず24年間の食生活をいきなり変えたことにより

 

身体が驚いているように感じました。

 

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ベジタリアンランチ チーズとレタスとトマトのサンドイッチと人参となし

 

ビーガンやベジタリアンを否定はしませんが、いきなりそのような

 

食生活をするのはお勧めできません。

 

自分の身を持って体験したので断言できます。

 

少しずつ移行しないと身体がビックリしてしまいます。

 

 

ただそこで食べた無農薬野菜の味は今までに食べたことのない

 

苦みや渋みなど全くない美味しいものでした。

 

 

無農薬野菜は身体に良いだけではなく、味覚にも影響をするもの

 

だと知りました。

 

 

これからは選択肢があるのであれば、無農薬のものを選んで行きたいです。

 

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寝るところは庭に置いてるバスを改造して作ったキャンピングカーの中で、

 

その中に水圧0のシャワーが有り、蜘蛛の巣が張り巡らされている

 

そんなところでした。

 

 

虫は無限にいますし、もう慣れたので動じなくなってきました。

 

 

ホストはなんでも自家製や無農薬にこだわりを持っていたので

 

パンやヨーグルト、はちみつに至るまで自家製という徹底ぶり。

 

そのどれも美味しく無駄な甘味や塩気が無く、身体に良いんだろうと

 

思いながら食事を楽しめました。

 

 

最後に僕がこのウーフから学んだことを書いて終わります。

 

 

初めにこのウーフ体験を通じて学びたいことの一つに

 

0を知るというテーマが自分の中にあります。

 

 

それは何かと言うと、0とは人間がお金を持つ前にやっていた

 

生活レベルのことを指し、ようは自給自足です。

 

自分が生きていくのに必要な分の食物を作り、食べ生きていく。

 

 

それがやがて人間はやれることが増え、今現在のような生活レベルに

 

なっています。

 

今の僕らの生活レベルは100くらいでしょう。なんでも出来て

 

なんでも食べたいものをお金で買うことが出来る。

 

ほぼマックスの状態と言っても良いでしょう。

 

そんな僕らからしたらわざわざ0を知る必要なんてない

 

いうか、考える余地がない。そんな暇はない。

 

 

しかし、僕は現代人を苦しめ、毎日頭の中を取り巻くお金について

 

考えた時、それを一度0にして考えてみれば何か変わるのでは

 

ないかと思ったんです。

 

お金の存在を頭の中から消して、生きていく為に必要なものを

 

どうやって手に入れるかを考えるんです。

 

 

その中で重要なものは食事です。人間は食べないと死にます。

 

だけど答えは簡単で自分で作れば良いんです。

 

そう自給自足です。

 

 

こういう風に考えた結果、そういう人の生活はどのようなもの

 

なのかが気になり、自給自足をしているホストを探して訪問しています。

 

 

まあそうなれば必然的に野菜中心の食生活になるわけで、

 

今回それで痛い目を見た自分ですが、心の中では良い経験だなと

 

体調不良の中、フラフラになりながら思ってました。笑

 

 

結果僕が言いたいのは、0を知っておくことによって、人生どんなことが

 

あっても乗り越えられるのではないかということです。

 

会社をクビになった明日からお金がないなんて時でももうおしまいと

 

思って自殺するのでは無く、まあ自給自足すれば生きれるし楽勝。

 

という心にゆとりを持てば何事も余裕だろうと。

 

 

日本にいたら100以上を求めて自分を苦しめていたであろう僕は今

 

NZで0を知るという経験をしています。

 

これが自分の糧になると信じて。

 

 

そしてまた次のホストから沢山のことを学ぶべくウーフをします。

 

また次の投稿でお知らせします。

 

ではまた

 

 

 

 

 

>>>9 WWOOF vol.1 ”Passion”

 

 Hi guys

 

 

初めてのWWOOFは想像とはかけ離れた最高のものでした。

 

 

緊張してホストの家に到着し、軽い挨拶を交わし、色んな話をしているうちに

 

ホストは今年の暮れから、日本で1年ほど働くので日本語を勉強したいとか、

 

DJを趣味でやっているとか、共通点が沢山有り、すぐに溶け込むことができました。

 

 

今回のWWOOFでどんな仕事をするのか質問をすると、うーん特にないかなと。

 

え?仕事がない?どういうこと?

 

 

彼曰く、彼はホストを初めてまだ間も無く、ホストとしてどんなことを

 

ゲストにお願いするかよくわからないと。君もWWOOF初心者ならお互い

 

学んでいこうぜ!と笑いながら言われました。

 

 

想像していた農業体験という側面は全くなく、家の周りは色んなアクティビティが

 

あるからやりたいことがあったらどんどんやりな!と促してくれ、初日は

 

朝から買い物ついでに街を案内してくれ、小さな映画館で映画を一緒に観て

 

彼は友達とロッククライミングをしに行き、僕は自由時間とゆるゆるでした。笑

 

 

週末にはクイーンズタウンまでドライブをして、日本人コミュニティが主催する

 

Japan festivalに一緒に行き、夜は地元のバーでしこたま飲んでビリヤードを

 

やったりしました。そのバーには日本人愚かアジア人は僕のみで、そこで沢山の

 

地元民や旅行者と話したりして、有意義な時間を過ごしました。

 

 

5日間の滞在の中でやった仕事は1時間弱。笑 庭にある木の枝をトレイラーの

 

後ろに積むのみで終了。その他の時間は自由時間で彼が仕事から帰ってきたら

 

飯を一緒に作ったり、日本語を教えたり、映画を観たり、お互いの話をしたり。

 

 

キツい農業仕事とは真逆の楽しいだけのひと時でした。

 

 

その中で彼の考え方から色々学ぶことができました。

 

 

彼の中でのキーワードは"Passion"

 

 

Passionを持って行動する人を尊敬し、彼自身も自分のPassion

 

ベクトルが向く方に進んで行くという感じです。

 

 

例えば、彼は音響関係のシステムエンジニアで、元々は音楽が好きで

 

それに携わる仕事をしたいというPassionからその仕事をし、

 

趣味のスノーボードとロッククライミングを通じて、日本の魅力に

 

気づき、今年の暮れから日本で1年間住むと。

 

 

そのどれも自分のPassionに従い、やりたいことに出会い、それを

 

やるというシンプルなものですが、誰もがやれないこと。

 

彼は今年30歳ですが、自分に素直に進んでいます。

 

 

そういう人を見るとそれが良いのか悪いのかではなく、

 

単純に背中を押されるような気がしました。

 

 

 

他人のことは気にせず、自分に素直に進んで行く。

 

 

簡単なようで難しいそれをしっかり意識していきたいと

 

改めて思いました。

 

 

明日からまた別のホストにお世話になるので、そこでも色々

 

学んでいけたらなと思います。

 

 

ではまた

 

 

 

 

>>>8 WWOOF 〜農業エクスチェンジ体験〜 vol.0

 

Gday mate!

 

テカポでの生活を終え、5日ほど旅行をし、いよいよ明日からまた新たな

 

生活のスタートです。

 

 

それはNZに来る上でやりたいことの一つで有り、また今までの自分には

 

なかった世界を体験するチャレンジです。

 

 

もし海外に住む決断をしていなかったら、することのなかったチャレンジだと

 

思います。

 

 

今日は簡単にそれが何か、どんなもか、なぜ僕がやろうと思ったのかを

 

説明しようと思います。

 

 

興味のある方は是非見て行ってください。

 

 

 

WWOOFとは

 

 

まず僕がやろうとしているWWOOFとは何かをざっくり説明します。

 

 

”World Wide Opportunities on Organic Farms

「世界に広がる有機農場での機会」”

 

 

要は農業体験です笑

 

 

ただこの農業体験にお金は一切関与しません。ボランティアとして、農場で色々な

 

作業をして、お金の代わりに1日3回の食事と寝るところを受け取ります。

 

いわゆるエクスチェンジです。

 

 

1日の作業時間は約4~6時間で仕事内容は多岐に渡ります。

 

家の掃除から、農仕事、苗木の剪定、動物の飼育、土地の開拓や小屋を作る

 

など、ホストが決めた作業をこなしながら、自給自足や無農薬野菜、生き方

 

考え方、健康について学ぶ活動です。

 

 

この活動は世界各国で行われ、特に自然豊かで環境についての教養が高い

 

NZではこの活動が盛んで、とても有名です。

 

特に人体、環境汚染に対する配慮、ベジタリアンやビーガン、継続可能な

 

自給自足、お金を使わない生き方等が気になるトピックスです。

 

 

そんな話に興味を持ち、NZ生活最後のタームの数ヶ月を使い、このWWOOFを

 

やろうと思っています。

 

 

ではなぜ僕がこの体験をしようと思ったのか。

 

 

それは今までの自分になかった生き方や考え方を得られると思ったからです。

 

 

単純にkiwiの生活に入れば、その分生の英語を学べるので、英語学習においても

 

とても大きい意味を持ちます。

 

 

ただそれ以上に上記のようなことが自分には大切なことだと思い、

 

決心したことは間違い有りません。

 

 

最後にそこらへんを触れて今回は終わりたいと思います。

 

 

 

自分にない生き方、考え方への拒否反応

 

 

24年間の人生で色んなものが蓄積された自分という人間は素晴らしく、

 

唯一無二の存在であることは、人間誰でも共通のことです。

 

僕もそうだし、あなたもそう。個性とはそのことです。

 

 

しかし、誰にでもその素晴らしさの裏には黒い部分が隠れています。

 

 

弱さ、汚さなど誰もがその自分を一番知っているが故に時に

 

愕然としたり、直そうと努力をします。

 

 

しかし、それには多大なる労力と時間、痛み、気力が伴うので

 

ほとんどの人が諦め、その部分を隠そうとします。

 

 

そうやって自分の弱さから逃げた人は他人の悪いところばかりに

 

目が行き、全て人のせいにします。

 

 

自分の考え方を正当化し、他の意見に対しての拒否反応が出て

 

人としての成長を妨げます。

 

 

何を隠そう今の僕はそんな人間です。能力も知識もないくせに

 

自分の弱さを隠し、人のせいにしてばかり。

 

 

やりたくないことから逃げ、人の意見を聞こうとしないような

 

腐った人間性をなんとか直したい、少しでもいい方向に

 

持って行きたいと考えている中で、このWWOOFを知りました。

 

 

正直、農業なんて全く興味がないし、汚れるのや虫は嫌いで

 

知らない人と生活を繰り返すなんてストレスしかない。笑

 

 

ただそんな三拍子揃った環境が自分を変えるにはむしろいいんではないかと

 

思ったんです。

 

 

やりたくないことに挑戦してみる、異国の生活から色んな生き方、考え方に

 

耳を傾けてみる、そして新しい世界を知る。

 

こんなことが一度にできるこの環境が今の自分に必要だと、最初にWWOOFの

 

話を聞いた時に衝撃を覚え、同時にやろうと決心しました。

 

 

『NZに行って農業体験をする』というと、血迷ったかと思われるでしょうが

 

自分なりに一様の考えは有ります。笑

 

 

こんなことを言っていますが、やってみてどうなるかはわかりません。

 

すごく変わるかもしれないし、もっと農業から遠ざかるかもしれません。

 

何も得ることがなく、時間の無駄になるかもしれません。

 

 

ただそれを挑戦することが大事だと思うのでやります。

 

失敗しても痛くないうちにやっておくべきこのような挑戦は星の数ほど

 

有ります。それをやるかやらないかは自由です。

 

やらない人が多いかもしれないことを、むしろ強気になって挑戦して

 

小さなことでも吸収して一歩進めればと思います。

 

 

将来に繋がらないことをやっているチャランポランな奴の動向を

 

少しでも気になる人は是非これからもチェックしてもらえれば嬉しいです。

 

 

ありがとう。ではまた。

 

 

 

>>>7 ”NZに来て1年経って感じること (仕事編)”

 

What's goooood my friend

 

テカポにもやっと夏らしい夏が訪れ、気持ちのいい日々を過ごしています。

 

繁忙期も過ぎ、来週にはテカポから出て新しいところへ移るので、その準備やら

 

なんやらをしています。

 

今回はワーホリ留学では避けることのできない海外での仕事、アルバイトについて

 

書いていきたいと思います。

 

 

日本でバイトして、掛け持ちをしていた時も1ヶ月休みなしで働いたことは

 

あるし、慣れているつもりだったけど、海外での話はまた違うものでした。

 

ワーホリ留学をする人にとって外国での仕事というのは色々と気をつけるべき

 

ポイントがあると思うので、僕の経験を記して何かの参考になればいいなと。

 

 

 

◎外国でのアルバイトの気をつけるところと良し悪し

 

気をつけるところ①→お金

 

まずは何と言ってもお金面。押さえるポイントとしては日本でアルバイトをする時と

 

同じく、時給と給料日。

 

そして気をつけるのはここから。日本と違う点。ホリデーペイ=有給制度と

 

祝日の時給UP制度

 

この2つは国によって様々なので各々調べる必要があるんだけど、今回はNZの制度を

 

例に出して簡単に説明します。

 

 

NZの有給制度は簡単で1年働くと4週間有給がもらえます。

 

もし1年働かなくても8%が給料に上乗せして払われます。

 

そして祝日に働くと給料が1.5倍になります。

 

こういう情報は働く前にしっかりと把握するべきでしょう。

 

雇い手は働く人の足元を見て、しっかりとした金額を支払わなかったり

 

説明もなしに不当な扱いをするケースが日本よりも圧倒的に多いので

 

僕らは気をつけなければいけません。

 

そして基本給料は週払いです。月払いは稀です。

 

 

気をつけるところ②→勤務形態

 

週にどれくらい働きたくて、どのくらい休みが欲しい、いつ休みが欲しいのか。

 

日本では契約書にサインをして、シフトを出してと普通にやることも

 

外国では普通ではありません。少なくとも僕の経験からは。

 

今までに2つ仕事をしましたが、契約書はサインは書いておらず

 

シフト希望も出したことはありません。

 

ここは旅行に行くから休みが欲しいとか学校の試験があるから休みが欲しいとか

 

その程度で、自分で自分のスケジュールをコントロールできません。

 

そこは強く自分の意見を言うべきと思うでしょうが、これが難しいところで

 

勤務開始3ヶ月以内であれば雇い手側が理由なしに解雇できるのであまり文句ばかり

 

言うと、はいじゃあクビってことになり、海外でいきなり収入手段がなくなることは

 

とても厳しいことなのであまり強くいけないという現状はあります。

 

さらに今僕が働いる田舎町では休みがあったところで特にやることもないので

 

できるだけ働きたいから、自分のシフトを丸投げして、目一杯働くみたいな。

 

25連勤はやりすぎだけど。笑

 

もうここは自分の状況と気持ち次第で嫌ならやめて違うところを探してとか

 

それが面倒なら少し我慢して次に動くまでの資金貯めの為に短い期間だし働くとか。

 

僕の気持ち的には我慢する程度とできない程度のバランスが崩れたら何も言わずやめて

 

やろう。だって契約書も書いてないし、給料も週1だからもらってやめれば無駄もない

 

いろんな情報を持っていれば今は我慢しようとか、もういいやとか

 

フレキシブルに対応できるので持つべき情報は持っておきましょう。

 

 

良し悪しの良し

 

単純に金は貯めやすいです。日本みたいにお金を使う場所が極端に少ないし、

 

特に田舎町なら尚更。

 

それに比べ時給は高めの設定なので嬉しい。

 

接客業であれば英語の上達を同時にできるのも良いところ。

 

観光地であれば世界中からくる観光客の英語に触れることができるので

 

より良い。

 

アメリカ英語はめっちゃ聞きやすいなーとか、Kiwiは相当早口だなーとか

 

英語とはいえ、国や地域によって全く違うし、第2ヶ国語として英語を使う

 

人の人種の違いもよくわかります。

 

そこでいろんな人とどこから来たのとかどこ行くのとか少し話をできるのも

 

接客業の良いところです。

 

お金を稼ぎながら英語も学ぶことができる一石二鳥の環境を見つけることは

 

簡単なことではないですが、仕事によって何もかも変わってくるので

 

そこの労力は重要です。

 

 

良し悪しの悪し

 

仕事ばかりになってしまい、なんでワーホリをしてまでこんな働いてんだ?って

 

なることは少なくないです。

 

必要な分のお金と時間のバランスが崩れてしまってはわざわざ海外に来て

 

ワーホリをしている意味がありません。

 

自分で次に動くまでにこれだけのお金が必要でいつまでこの仕事をして

 

その貯めたお金でこれをして、あれをしてと自分の中である程度明確に

 

する必要はあるでしょう。

 

僕の場合、来月今の仕事をやめて、WWOOFという農場などで仕事をする代わりに

 

お金をもらわず、住む場所と食事をもらういわゆるエクスチェンジを日本帰国前の

 

約3ヶ月するので、そこでお金を稼げない分、今稼いで、それの移動用に車も

 

購入し、夏から予定しているカナダワーホリの初期費用や日本に帰った時の

 

結婚式のご祝儀代、友達と遊ぶ費用など諸々を貯めようと決めているので

 

特に迷いもなくやっています。

 

この半年弱で約80万を目標にして来ましたがなんとかゴールが見えて来ました。

 

目標って大切ですね。目標設定がまだイマイチ苦手なのでレベルアップしたい。

 

 

海外で働くのって大変そうと思っていましたが、なるようにしかならないので

 

なんとかなります。是非ワーホリの際は沢山の仕事をやってみてください。

 

自分で決めてやることには無駄なことは1つもないです。

 

そして全て自分次第。誰のせいにもできない環境に身を置くと成長せざるを

 

得ないのでとてもおすすめです。

 

 

最後にこの頃僕がやっている勉強法を書いておきます。

 

海外生活が1年くらいになると少し英語が喋れたり、聞けるようになって

 

楽しく英語に触れらるようになります。

 

だけどまだまだ口から出る英語はいわゆる日本人英語。発音も含めまだまだ

 

なんか違うなーと違和感を持ちながら生活している。

 

それを打開するする為に僕は今これを見て勉強しています。

 

www.youtube.com

 

これはアメリカのYouTuber "Motoki Maxted"のチャンネルでPodcastの模様を

 

映像としてもYoutubeにアップしているものです。

 

毎回決められたテーマに沿って、自分の意見を言い合うただそれだけです。

 

これの何がいいかというと、まず彼らはアメリカのロサンゼルスの大学に通う21歳。

 

彼らが気軽に毎回テーマに沿って話すこのチャンネルはまさに今ネイティヴの若者が

 

使っている英語そのものが聞けます。

 

同世代なのでまさに自分が友達と話す内容や言葉が英語になっている感じで

 

親しみがあり、面白いです。

 

日本人英語を脱する為にはネイティヴ感が必要なのではないかと思い、

 

これを見てどういう英語が本物なのかを確かめ、使われている単語、言い回し

 

文法の中から自分のレベルにあったものを盗み、それを会話で使えるように

 

する。これが今僕のやっている1つの方法です。

 

しかしまだまだ普通に見ても5.6割程度しか理解できません。

 

その時は字幕をONにしたり、何回も観て、聞いてを繰り返します。

 

Podcastでは映像がない為、面白さにかけるプラス、英語を理解する時には

 

リスニングだけではなく、どんな表情で言っているのか、ボディランゲージなどから

 

推測することはとても重要です。

 

映画やドラマもいいですが、リアルな作られていない英語に触れるには

 

こういうものがおすすめです。是非。