>>>4 “ワーキングホリデー語学留学がもたらす意味” vol.2
Sup bro!!!
テカポは日々いろんな表情を見せてくれます。そしてそのどれもが日本では見ることのできないものです。
←夕焼けが厚い雲に反射して、口では表現のできないような景色でした
今日は前回の続き、(2)英語習得以外の大きなポイントから書いていきたいと思います。
(2)英語習得以外の大きなポイント
ワーホリ語学留学において一番大きな目的は英語の習得ですよね。英語が話せるようになりたいとか、海外に住んでみたいとかって言う人がほとんどだと思うし、そういうものでしょう。
僕もその一人です。
ただ僕の中でこのワーホリ語学留学は英語習得以外の大きなポイントがありました。
それは、“自身の人間性の成長” です。
そしてそれは自分の思い描く理想からの逆算です。
その理想とはつまり、立派なお父さん。笑
僕の中である理想をここで長々と書くのはやめますが、僕の人生の目標は簡単に言うと立派なお父さん。
子供の成長について大学で色々学ぶうちに、家庭での父親の存在や立ち位置、振る舞いがものすごく重要ということを学びました。
要は家庭崩壊の鍵を握るのは男性側ということであったり、親父が怒鳴る家庭はダメとか。
まあ本当に沢山あるんです。
これを学べたことだけで大学に高い金を払った価値があると思えるくらい僕にとって大きいことでした。
興味がある人は是非いろんな角度から勉強してみてください。
必ずあなたの糧になります。もしあなたが幸せな家庭を築きたいのなら。
自分自身、日本で約23年間、何不自由ない生活をし、欲と怠惰が入り混じった何も人としての魅力のない人間であると気付き始めたのは大学生の頃。
実家に暮らし、毎日美味しいご飯を食べ、毎日洗濯され綺麗な状態で着ることのできる洋服、気の知れた友達と楽しく過ごす週末。
自身の人間性や将来について考える時間が圧倒的に増えた20代前半、こんな幸せな状況に感謝できていない自分に嫌気がさし、そして自分自身のレベルの低さに絶望し、これではやばい。と焦りを感じ、行き着いた先にワーホリ語学留学がありました。
まだ社会に出るべきではないと自分なりに判断し、誰の助けにも及ばない遠くへ行き、修行をしようと決断しました。
社会に出て一生懸命働いている人からしたら、甘ったれた話や逃げで片付けられてしまうでしょうが、僕にとってこれは真剣に考えた結果です。
将来を考えた時、自分自身のヤバさはより浮き彫りになりました。
これからの時代、というか今もうすでに男だけが働いて家庭を支えるという今までの常識は壊れつつあります。それと同時に亭主関白のようなクソみたいなものも無くなりつつあります。
男女平等が騒がれる中、夫婦共々無理なく働き、同じ立場で意見を言い合い、支え合っていく。これが新しい時代の多様な形の一つとなるでしょう。
僕らの世代はこれを頭に入れないといけません。親と同じように生きていてはダメです。
悲しいかな、それを理解できない人同士が結婚すれば、その末路は言うまでもないでしょう。日本の離婚率は高まるばかり。。。
でもそれは当たり前のこと。男性は働くからという一点で亭主関白で家や子供のことは女性に丸投げ。女性はお金や世間体を重視し結婚を決断するが、蓋を開ければ、偉そうにする割にそんなに稼いでるわけでもない夫に日々募るストレス。
浮気、離婚、そのしわ寄せは全て子供に影響が及びます。足立区というその最たるところで小学校教育実習をした僕にとって、その衝撃は忘れられません。目の前の現状を受け入れがたかったのを鮮明に覚えています。
子供は家庭でのストレスを学校で発散します。子供にはそれ以外の方法がないのです。
問題行動や非行の裏には必ずその子が抱える家庭問題があります。
両親の離婚や親の子供への愛情不足、暴力や過度な勉強等の圧力。
そのストレスを発散すると同時に親への子供なりのメッセージが何かしらの問題行動に現れます。
それを大人は全て否定し、マイノリティ扱い。子供の気持ちは行き場を失います。
子供の問題は全て親の問題です。ただバカな親がこれを理解できず、子供のせいにします。
全ての親になる人が、子供について勉強することを願います。
まだ親にもなったことのない僕が言うのはおかしい話ですが、みんな初めての親な訳で、知識を蓄えず挑むのがおかしいという意見です。
僕はそんなようなことを大学生の時に沢山勉強しました。そして自分はどのような大人になるべきか深く考えました。
その答えが自身の人間性の成長でした。
僕が考えるこれからの夫婦像というのは、簡単に言うとパワーバランスの均等化です。
亭主関白というのはそのパワーバランスの大きさによる常識概念と言えるでしょう。
日本の文化の悪い癖である常識概念。これが僕は癌だと考えます。
そしていろんな要素が新しい時代とともに崩壊し、少子高齢化や結婚の晩婚化が訪れました。
その要素とは男女共にお互いに求めるレベルが高くなり、またそれが多岐に渡った結果、結婚ができない、一人で一生を終えようという考えが一つの大きなそれです。
それを見た僕らくらいの若い世代の結婚が早まっているということも言われてきています。
そこで僕なりにどういう風に考えて結婚をするべきなのか。と試行錯誤した結果出た一つの答えがパワーバランスの均等化です。
それはつまりどういう事かというと、家庭に関する全てのことにお互いがバランスよく関与し、都度意見を同じ立場で言い合い、事を進めていく。ことです。
共働きは当たり前、稼ぐ額が異なることはあってもお互いが家庭を養うというマインドを持ち、家事や子供の面倒の分担、家庭での大きな決定(ローンや教育)の場ではお互いの意見を尊重し合います。
そこには亭主関白や専業主婦といった癌みたいな古い常識はありません。
よ!一家の大黒柱!なんてナンセンスな常識は捨てるべきです。
そんななんの役にも立たないプライドを持ってどうするのでしょう。自分も周りも苦しめます。
もちろん子供が幼い頃は産休を取ったりし、女性が子供と離れない時間を作ることは必須です。
言うのは簡単だとか、机上の空論とか言われるのは承知ですが、僕はチャレンジします。自分も幸せになりたいし、パートナーとその子供にも幸せになって欲しい。
だからこそ、もう男は一生懸命働いているだけの時代は終わりで、新しい時代を切り開いて行かなければなりません。
こんなことを考えていたら、自身の人間性の成長は必須と理解できます。
その成長を詳しく示すと、大きく二つ。マインドと生活習慣の改善です。
>>マインド
これは今言ってきた考え方の変化や柔軟性。要は子供みたいな大人が結婚するから離婚が増えると思っているので、挙げるとキリが無いですが、普通に考える人間性の向上です。
僕はそのマインドを変えることやその成長は、人との関わりの中でしか生まれないと思っています。
だから僕は人との関わりを積極的に自分で生み出そうと日々意識しています。
いろんな人と話、いろんな考え方を聞き、そこで感銘を受けたものを自分のものにし、逆に反面教師もする。一つの関わりも無駄に出来ません。
でもこれはみんな無意識に日々やっていると思いますが、僕はよりそれに重きを置いています。
その中で淘汰されて残った関わりはすごく大事にするというか、好きで一緒にいて心地よい友達です。
よりそれを世界基準で捉えたと言っては大きく聞こえますが、今NZで生活していて、日々いろんな国の人と関わることでの成長は、日本にいた時よりも深く濃いものになっています。
簡単にいうと、自分の中での常識は日本という小さなコミュニティだけでの話ということ。
日本で一生を過ごすから関係ないという人も、これからの時代そのマインドだけで生きていけるかはわかりません。僕はそう思わないので今学んでおいて、いつ変化が起きても対応できるようにと考えています。
>>生活習慣
これは主に家庭の中での話です。一生一人で生きるという人には伝わらないでしょう。聞き流してください。
①ミニマリズム
今までの時代はお金を沢山稼いで、いろんなものを沢山保有することがステータスでした。
家、車、時計。。。
経済成長の中、貧しかった僕らのおじいちゃんやお父さん世代がそのステータスに向かって死ぬほど働いたのも理解は出来ます。
見たことのない世界を見たいという欲がそのステータスを生み、常識にまでした日本の経済成長はエグいです。笑
ただ僕らの世代はどうでしょうか。生まれた時から、基本的な生活は保証され、美味しいご飯を食べ、数多ある欲を叶えられる世界が当たり前。
家や部屋には物が溢れ、着ない服や靴を山のように所有する。
しかし、そんな天国のような世界に疲れていく現代人。幸福度が上がらない世の中。
物が増えすぎたことにより、自分のキャパを超えてしまい、全て把握出来ず、無駄な物に金を費やし、自分で自分の身の回りを管理できないことによるストレス。
そのような状況を打破しようと考えた人が生み出した一つの方法がミニマリズムだと考えます。
要は生活基準から生産性を意識した動きをするという新しい考え方です。
僕は海外のYoutuberをお手本にするため、よく見て研究しています。
←英語の勉強にもなるし、一石二鳥◎
“最低限の物の中で生活し、従来精査しなければならない物に対しての時間を省き、その生まれた時間を幸福度や生活水準の向上のために使う”という考え方です。
スティーブ・ジョブズやマークザッカーバーグという世界の有識者たちが提唱したことで瞬く間に一般人の心を揺さぶりました。
僕もその考えに感銘を受け、今実行している最中です。
海外で生活することでスーツケース一つとバックパックだけの荷物だけで生活はできるということを感じられます。非常に生活がスッキリするイメージです。
日本にいるとなかなか実行するには難しい誘惑が溢れているので、NZという規模の小さい国でミニマリズムを実行することは僕にとって好都合でした。
詳しくどういうことをやっているかはまた追々書いていけたらなと思います。
②生活の基礎
これは人として当たり前のところですか、家庭の中で言えば、料理、掃除、洗濯などの従来男性はやらないことという概念のところです。
もうその概念がナンセンスというのはお分かりの通り。僕は実家を離れてやらなければ→どうせなら日本から出ちゃえってノリでした。
その判断を大学三年で出来た自分を褒めたいです。
自分で料理を作らなければ腹を満たせないし、今、生活しているところは田舎すぎてスーパーやレストランは夜8,9時には閉まってしまう。コンビニなんてないわけで、仕事でどれだけ疲れていても自分で作る以外選択肢がない。
週一と決められたルールの洗濯をし忘れれば臭いタオルで体を拭かなければならない。
もちろん食べ終わったら綺麗に食器を洗い、掃除もする。
この環境はまさに僕が求めていたもの。僕にとってこれは修行であり、日本では実家で甘えて改善出来ていなかった部分。
長い間で蓄積した膿は時間をかけての治療必要で、それには辛さ、痛みを伴います。
しかし、癌になってからでは取り返しがつかないので若いうちにやっておくべきだと考えます。
それを癌と捉えない人とは話が合わないですし、伝わらない。
もちろんそんな自分のことを滅多に人に言ったりはしませんが、ここに書くことは一方的に誰かに伝えられる場だから書きます。←たまに酔うと語るおじさんになっちゃう時は以後お見知り置きを。
自身の人間性の成長には終わりはありません。常に学ぶ姿勢と変えたい、より良くしたいという気持ちが大切でしょう。
まだまだ突き詰めると沢山ありますが今日はここら辺で。
次は⑶ワーホリめっちゃ楽しいよ!!!ってところを余すところ無く書いていけたらなと思います。
長々と見てくれた人がいたなら感謝です。ありがとう。
またね。